高齢化社会に伴い、介護保険サービスを利用する高齢者が増加しているため、介護職は将来性が期待されています。また、介護職は無資格未経験からスタートでき、年齢や職歴などを問わず誰でも働けることが大きな魅力です。無資格でスタートした場合には、原則利用者に直接触れる介護行為ができないため、施設内、利用者の部屋などの清掃や配膳準備など、雑務が中心の仕事になります。しかし、介護職員初任者研修を取得することで、利用者に直接介護行為ができるようになり仕事の範囲や給与のアップなどが期待できます。さらに、この介護職員初任者研修を取得するには130時間のカリキュラムを受け終了試験に合格するだけなので、最短14日間で取得できるのも魅力の1つです。
介護職員初任者研修は、介護職における基本資格と位置づけされているので、この資格を取得後に上位資格である、介護職員実務者研修の取得を目指すことができます。この介護職員実務者研修は、介護福祉士の資格を取得する際に必須の資格となっています。このように、介護職は無資格からスタートしても自分の努力次第でキャリアを積むことができ、資格を取得する際にも専門学校や大学などに通わず独学で取得が可能。キャリアプランを組みやすく目標を定めやすいため、大変やりがいのある仕事です。また、介護福祉士の資格の他にもケアマネージャーなどの資格があります。仕事の幅が広く、資格取得の選択肢が多いことも魅力といえるでしょう。